今日は、芸術総合高等学校1年次のヒロシマという演劇発表を観劇した。
広島に原爆が投下されて、
今なお広島市内を被爆を受けた路面電車が現役で走っている事と、
青年男子が戦場に駆り出され、100両近い電車を15、6才の女学生が
運転していた事をプロットに話は展開する。
原爆が投下された一日に焦点を絞って、被爆した建物の様子、
人のうめき声など聞くに耐えない悲惨な史実を演劇で表現。
戦後60年が経とうとしているが、
元号で言うなら昭和の時代にあったまだほんのひと昔前の話。
チェロとビブラフォンの生演奏が全体の雰囲気を盛り立て、
衣装も黒のユニフォームで統一して、照明もほとんどモノクロでシンプルであったが、
それだけに演技力が問われる演出であった。
今日の発表の日を迎えるまでに、頭に叩き込むほど何度も脚本を読んだ努力と、
悲惨な歴史を一生懸命声を張り上げて、
見る人に訴えていた生徒たちの演技に心打たれた。
また、生徒たちにとっても広島、長崎で原爆が投下された事と漠然とは知っていても、
これほどまでに悲惨であった歴史と向き合ういい機会であったと思う。
平和ぼけしている今を生きる人達に伝えていかなければならない史実である。
改めて平和の有難さが身に染みた一日であった。
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