2008年6月13日金曜日

いよいよ明日!


-家元-
伊是名朝親(ともちか)

【原口このみ】

郷里の芸能人として知名度の高かった祖父の名前と ルーツを大事にしたいという思いで、
「東京伊是名の会」と命名、1988年会を立ち上げました。当時、即戦力となった私と
伊是名さとみ、増田みちのを除けばその他はひよこ軍団。奄美出身者の郷友会に呼ばれて
踊りは披露したものの、素人丸出しのお粗末なものでした。

 発足の3年後、イベント会社から「八重洲メッグホールで公演をしてみませんか?」と
声が掛かり、これが記念すべき第1回の旗揚げ公演・・・確かその日も台風でした。
当日公演の表と裏の段取りを知っている者は私一人。踊りのおの字もしらない原口にお客様の
対応をさせ、音響のタイミングの指示を強要しました。「今日、空いている?」という電話を
受けた運の悪い?友人たちが会場に駆けつけ手伝ってくれました。その友人たちは、現在も
「伊是名スタッフ」と呼ばれ今日まで活躍しています。

 第3回に初の帰郷公演、1996年に待望のファンクラブ「伊是名友の会」ができました。
第5回以降は東京を離れ関西、沖縄、北海道、鹿児島と地方公演を開催し、2001年から
USAを皮切りに海外公演がスタート。

今年、会を結成して20年。20年という月日は、まだ幼かった子供たちが大人のメンバーに混じって
堂々と舞いを披露している姿から実感できます。目を覆いたくなる様な素人芸から「一人一人が
実力をつけ、会全体として底上げしてきた」というアンケートの感想を見ると、感無量です。
今は、何かと制限の多いイベント出演に比べ、自分たちが思う存分力を発揮し表現できる年1回の
定期公演が活動の柱となっています。

話変わって、古典的な琉球舞踊が1人または2人の個人芸で、明かりも素明かりが原点であるのに対して、
当会の公演では踊り以外で舞台を素敵に演出する効果を 信頼できる技術スタッフにサポートしてもらい、
一般の方が誰でも見て楽しめる舞台をモットーとしています。当会の公演は、当会が真骨頂とする
伝統を踏まえながら現代的にアレンジした群舞と 音と光の演出効果を魅せるという意味で 
従来の琉球舞踊の公演とは次元が異なる公演という事がご覧になってきっとおわかり頂けると思います。

今回の20周年の舞台は、20年の間に国内または海外公演で蓄積した珠玉の作品を集めました。
前回、前々回よりさらにパワーアップした舞台を目指し、踊りの中身を固め技術スタッフとの
打ち合わせも早い時期から取り組みを始めました。

幻想的な明かりを作り、演者の立ち位置を確実に狙う照明の大橋チーフ。ちょっとしたノイズや
タイミングのずれを許さない音響の戸田チーフ。詳細に至るまでこだわりぬいて舞台全体を
取りまとめる舞台の北村氏。そして、私の作品を愛して一生懸命お稽古に励み情熱とエネルギーを
注いでくれた大好きなメンバーと一丸となって、公演当日舞台に臨みます。

先週、横浜の夜景の中で琉球舞踊 海上の特設舞台で光と舞のイベントが話題となりましたが、
そのイベントに勝るとも劣らない舞台内容と自負しています。制作サイドと三位一体となって、
幻想的且つ元気いっぱいの舞台をお届けしますので、是非足をお運び下さいます様お願い申し上げます。

最後に 今回の20周年に関わって下さった全ての皆様に 心から厚く御礼申し上げます。
6月14日(土)は必ずや素敵な舞台をお見せします。ご期待下さい。





いよいよ

中野ゼロ
泣いても笑っても明日です。
そして予想を裏切るうれしい予報。明日は晴れです。

今日も中野ゼロはくっきりはっきり見えました。
明日遅刻しないようにお集まりください!
 
byか

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