今日は師匠とさとみちゃんの母上、おばちゃんのお話です。
昨日2月1日は、おばちゃんの命日でした。
ちょうどみなみちゃんの芸大の受験のときだったので4年になります。早いですね。
東京の公演前はいつも衣装のために何日も前から島を離れ、衣装を作ってくださいました。今私たちが着ている衣装はおばちゃんの手作りです。東京での公演のときは何日も前に島から上京して衣装を作ってくださいました。私も新人でしたがお手伝いさせていただきました。
鹿児島で公演した時は公演の後、さとみちゃんと3人で指宿の温泉にもいきました。楽しかったです(^O^)
公演ではいつも客席から私たちを見守ってくださり、「上等だったよ!最高!」と喜んで手踊りしている姿を思い出します。
私が島に帰り、東京に戻るのに空港に行く途中ごあいさつに行くと必ずご飯の準備をして待っていてくれました。最後に食べた、島のつけあげを甘辛く味付けした味は忘れられません。
ただ一つ、私が踊りのことで悩んでいるときに島に帰りましたが、おばちゃんに顔を見せずに東京に戻ったことがありました。すべてに逃げていて、おばちゃんに会わなかったことは今でも後悔しています。元気なおばちゃんに再び逢うことができなかったからです。次にお会いした時、おばちゃんはベッドの上で病気と戦っていました。今まで何度も生と死の間を行ったり来たりして、『「お父さんにまだ来なくていい」と追い返された。』と、話していたので今度も大丈夫と信じていましたが、願いはかないませんでした(;_;)。
今、今年の公演に向け衣装作りをしていると、ふと、おばちゃんと一緒に縫い物をしていたときの事を思い出します。おばちゃん、今は自分たちで衣装を作っています。
頑張って作っていますがおばちゃんのパワーを私たちに与えてください。そして見守っててください。
なほみ(2月2日)
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