2011年7月24日日曜日

トウのたったかぐや姫

私には甥っ子がいる。まだ5歳のチビッコ。
だがこのチビッコは困ったことに、もうすでに色気づいている。
手当たりしだいに女の人に愛想を振りまき色目を使う。
叔母であるアタシにすらだ。


例えば・・・
ママにメールで「マキシちゃん、大好き(ハートマークいっぱい!)」と送らせている。
「これで僕、ダメージアップ(イメージアップを意図していると思われる・・・)でしょ!」
とママに言ってるらしい。。。なんて計算高いヤツ!!
そうとも知らずこの哀れな叔母は、まんまと彼の姑息な策略にハマり、
送られてきたメールを大切に保存しちゃったりしている。

いったい将来どんな男になるのやら。末恐ろしいわ。。。

以前、伊是名の舞台を観にきてくれた時も
「マキシたち、かぐや姫みたいだったよぉ」と必殺ほめ殺しが始まったのだが、
最近昔話にハマっている彼(特に竹取物語がお気に入り)は、
着物を着ている女性であれば誰でもかぐや姫に見えるらしく、先日も
どう見ても昔話では定番の「川へ洗濯に出かける」ほうの着物を着た白髪のご婦人に
(失言をお許しくださいませ(汗))「かぐや姫みたいだねぇ」
とのたまひて、たいそうご婦人を喜ばせていた。

まぁ、褒めてくれるのは嬉しいわけだが(何だか素直に喜べない心境だけどね、、)
それから満月を見るたびに、「ねぇ、マキシは踊ってる時かぐや姫みたいだったけど、
お月サマからぜんぜんお迎えこないねぇ。」「ねぇ、いつお迎えくるの?」
「お迎えにきてくれなかったらどうなるの?」と質問攻めにされる。

実際、山に竹を取りに来たじーさまが、竹を切って中から出てきたのが、
こんなアラサーのトウのたったかぐや姫だったら
家に連れ帰って大切に育てはしないだろう。
トウのたったかぐや姫に、じーさまは
「イイ年してこんな山ん中で遊んでないで、家に帰りなされっ」と諭したことだろう。

万が一、家に連れ帰ってもらえたとしても、
いつまでもいつもでも、末永くこのトウのたったかぐや姫は
月からの使者に引き取ってもらえず、じーさまとばーさまは泣くに違いない。

こんなトウがたつまで放置されたんじゃ、絶対月から迎えはこない。
完全に忘れられてる。


この際、月じゃなくても火星でも土星でも、
何県でも何区からでもいいからお迎えにきてほしいところだが、
待ってるだけじゃあ望みが薄いので自力で行くしかないね!と、
もう少しこのチビッコが大きくなったら、
アラサー女子の現実の厳しさを説明してあげようと思う。

この7月、とうとう20代崖っぷちにたってしまうにあたり、
すこしセンチメンタルに浸っているマキシでしたとさ・・・・・・っていけない、いけない。
このままだとただの20代崖っぷち、ため息まじりのボヤキブログになってしまうので、、、希望的見解を!

日本最古の物語といわれる「竹取物語」が作られたくらい、うんと大昔なら
アラサーといえばもうトウがたちすぎて、どうにもこうにもならない存在だったかもしれない。
が、しかし2011年の現代ニッポンではアラサーなんてまだまだひよっこ。
アラサーどころかアラフォー、アラフィフ、アラ還と年を重ねるごとにますます元気である。

この伊是名の会にも年齢不詳な美魔女たちが多く生息しており、
年月を重ねるごとに輝きを増し、さらにパワーも増している(楽勝で富士山登っちゃったり、
涼しい顔してフルマラソン駆け抜けたりしちゃうんだもん)。

この魅力的なパワフル姐さんたちを見ていると
アラサーもあながち悪いものじゃないと思えてくる。・・・いや、楽しいっ!!
姐さんたちを見習って私も頑張ろうと思う!
こういうお手本となる存在が身近にいてくれることは嬉しいものです。

そういえば世界一に輝いた「なでしこジャパン」の澤選手も30代。
まだまだオリンピックでの金メダルを目指して戦い続ける。
う?ん!あっぱれでございます!!

ニッポンの女たちはますます強くなりそうですねぇ。
いろんな意味で、うふ♪

byマキシ

2 件のコメント:

  1. 今日は3時に起こされた。うちのおかみさんの逆鱗に触れたみたい。『今日は何の日か分かっているの』とかで、おかみさんの歌の発表会だってさ。俺様のイビキで睡眠妨害だとさ。一世一代の発表会の日は怖いでよ~。
     伊是名のお姐さん達も旦那に八つ当たりしてんじゃないの? 所帯持ってないお姐さんはどうやっているのかな?
     俺様は触らぬかみさんに祟りなし、で さっさと山口に逃げ帰ったのだ。このかみさん出る国には絶対になでしこは
    棲まわぬ。日本むかし話の物語の中じゃ。竹取物語も桃太郎もフィクションじゃろう。
     マキシ君、粗フォーの年代に限らず、命ある限り益々血気盛んな大和撫子でこの国は蹂躙されているぞ。
     俺様の提案だけど、沖縄諸島から奄美群島、九州、四国は弱気の男達と草食系男子の保護区にしてくれ。
    中国地方は開放区にしたらどうかな。後は全部お姐さんの国にして、東北地方の復興はごちゃごちゃ言う男には無理で、スカーとお姐さん達に任せた方が、良いと思う。
     マキシ君の力作を読んで・・・・・・・・

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  2. 「男は外で働き、女は家を守る」というわが国の常識は既に過去のもの。男性に頼らずに生きていける女性は明らかに増えている。20数年前までは、アラ30になっても結婚して家を出て行かないのは何かあると妙な噂を立てられたり、オールドミスなんて言葉に悩まされたものであるが、今はアラ30でもアラ40でも過去の結婚感にとらわれる事なく、女性がイキイキと生きていける時代に様変わりした。

    帰宅したら家のソファーに座ったまま1ミクロンも動こうとしない粗大ゴミ的なだんなでも、日々の生活の中で1/100程度の割合で役に立つ事もある。些細な事で喧嘩になり、煮て食ってしまいたいほど腹が立つ事もあるが、長年連れ添っていると気を遣わなくて自分が素のままでいられる楽な存在でもある。一度、結婚生活をしてみるのもいいんじゃない・・・

    さてアラ40もアラ50も過ぎ、これから自分にとって未曾有のアラ還へ向かうわけであるが、足腰を使う舞踊をまだ踊れるという事は、アスリート並みの脚力と自慢していいでしょう・・・どこまで踊れるか挑戦であるが、みんなの見本となれるよう踊り続けたいと思う みんなついてきて!!



     

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