WBC 侍ジャパン優勝 おめでとう！

　昨日の決勝戦は、日本・韓国ともに互角の戦い。決勝戦にふさわしい熱いゲームでした。特に9回裏の韓国チームの粘り。これで追加点があれば連覇できない場面では祈る思いで観戦した人も多かったのではないでしょうか。

　10回表勝敗を左右する大事な場面。日本国民の期待を背負い、もの凄いプレッシャーの中で、イチロー選手が登場して侍ジャパンの勝利を決定的なものにした。大観衆の中、応援する全ての人の期待を背負ってマウンドに立つピッチャーや打席に立つバッターの精神力の強さは計り知れない。

　侍ジャパンの選手は年齢の幅も広く、若い選手たちの活躍も当然あったが、何万人という観衆が見守る中プレッシャーで押しつぶされそうになった時に、大舞台を沢山踏んだ経験豊富な中堅陣が若い後輩たちを精神的に支え、また大事な場面ではしっかり自分の責任を果たすというチームの均衡が見事に取れていたと思います。今回初参加の若い選手たちが、この経験を生かして3年後のWBCに活躍する・・・命を繋いでいく事の大事さも教えられました。

　勝利を得て抱き合って喜ぶ侍ジャパンを見て、伊是名の会の定期公演で全演目が終了して緞帳が降り、幕内でメンバーと抱擁するシーンと重なり合いました。新人は一生懸命稽古を積んで中堅についていき、中堅は若手を引っ張り自らは要となって舞台を努める。伊是名の会が群舞で魅せる舞踊集団である以上、侍ジャパン同様メンバーが一丸となって　観客を感動で胸が熱くさせる舞台を目指し、日々精進しようと次回公演への意欲を駆り立てられる試合でもありました。

　侍ジャパン、パワーをそして勇気を与えてくれてありがとう！


　

公演が終了した後の写真。
勝利を得た侍ジャパンの打ち上げの時の写真の構図と同じでしょ。


　当会のホームページはこちら